抗酸化剤(読み)コウサンカザイ

デジタル大辞泉 「抗酸化剤」の意味・読み・例文・類語

こうさんか‐ざい〔カウサンクワ‐〕【抗酸化剤】

酸化防止剤
抗酸化物質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「抗酸化剤」の解説

抗酸化剤

 食品酸化を防止する物質天然物ではα-トコフェロールがあり,合成品では,ブチルヒドロキシアニゾール(BHA),ジブチルヒドロキシトルエンBHT)などがある.油脂の酸化防止などに使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の抗酸化剤の言及

【脂肪】より

…光,酸素濃度,温度,水分などの因子が自動酸化に影響している。自動酸化を防止するための抗酸化剤が開発されており,トコフェロール(ビタミンE)は代表的な天然の抗酸化剤である。なお,銅や鉄などの原子価2以上の重金属やミオグロビンやヘモグロビンなどのヘムタンパク質は,自動酸化を促進する。…

※「抗酸化剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android