折上(読み)おりあげ

精選版 日本国語大辞典 「折上」の意味・読み・例文・類語

おり‐あげをり‥【折上】

  1. 〘 名詞 〙 斜の材によって天井を高くするような構造弧状支輪(しりん)蛇骨(じゃぼこ)で天井の中央平面が周囲より高くなったものが多い。
    1. [初出の実例]「正面の御本間、御天井、折揚二重の格天井、其内へ岩紺青にて、丸龍の彩色、其形皆異なり」(出典:日光山志(1825)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の折上の言及

【天井】より

…この部分を〈支輪(しりん)〉という。支輪は組入れ,格,小組格のいずれの天井にもつく場合があり,これのついたものを〈折上(おりあげ)〉と表現する。たとえば折上小組格天井などという。…

※「折上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む