蛇骨(読み)ジャコツ

デジタル大辞泉 「蛇骨」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐こつ【蛇骨】

ヘビの骨。
《色が白くヘビの骨に似ているところから》珪華けいかのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛇骨」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐こつ【蛇骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蛇の骨。
    1. [初出の実例]「其楽種名〈略〉蛇骨(シャコツ)蛇皮」(出典:新撰類聚往来(1492‐1521頃)上)
  3. 蛇の目傘の骨。
    1. [初出の実例]「大黒のほねや蛇こつをすすにうり」(出典:雑俳・柳多留‐三三(1806))
  4. ( 色が白く蛇の骨に似ているところから ) 「けいか(珪華)」の異名
  5. 菓子を載せる台。〔文明本節用集(室町中)〕

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