抜参(読み)ぬけまいり

精選版 日本国語大辞典 「抜参」の意味・読み・例文・類語

ぬけ‐まいり‥まゐり【抜参】

  1. 〘 名詞 〙 親や主人、または村役人の許しを受けないで家を抜け出し、往来手形なしで伊勢神宮に参拝すること。また、その人。ぬけ参宮。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「神慮にかなふ鈴虫の声〈松意〉 金ひろふ鳴海(なるみ)野辺のぬけ参〈松臼〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)下)

抜参の補助注記

江戸時代に流行し、途中沿道の人も援助をし、帰っても家人に叱責されないならわしであった。後には、伊勢神宮だけではなく、社寺にひそかに参ることもいった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む