抜根(読み)ばっこん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

抜根
ばっこん

立木(りゅうぼく)を伐採した跡に残された根株(伐根)を取り除くこと。林地を農地、道路、宅地などの用地に転換利用する場合や、果樹やクワ、緑化樹などの木本類を更新する場合などにとくに必要な作業である。根株の大きさや目的に応じて、各種の抜根法が採用される。おもな抜根法に次のようなものがある。(1)斧(おの)、手引き鋸(のこ)、チェーンソー、鍬(くわ)、スコップなどを使って手掘りで掘り起こす。(2)三脚式の三基を組んで手動抜根器で上方に引き抜く。(3)手動あるいは動力牽引(けんいん)機で引き抜く。(4)焼却する。(5)ダイナマイトを使って爆破する。(6)レーキドーザーやブルドーザーで排土すると同時に根株も排除する。(7)トラクター付属シリンダー型抜根機で根株外周を切削して、くりぬくように取り除く。[山脇三平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉の解説

ばっ‐こん【抜根】

[名](スル)木などの根を抜くこと。特に、立ち木を伐採したあとに残る切り株を取り除くこと。

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