抜海岬(読み)ばつかいみさき

日本歴史地名大系 「抜海岬」の解説

抜海岬
ばつかいみさき

稚内市の南西部、日本海側にある岬で、現稚内市大字抜海村字バッカイに所在。西に約六〇〇メートル突き出している。西方利尻りしり島・礼文れぶん島と対峙する。「状況報文」によると番屋や人馬継立所があった。「大日本地名辞書」には「水路誌曰」として「野寒岬の南八浬半にあり、高一七六呎、岬端は高三、四呎に過ぎざる一小陸舌を成す」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む