抜海岬(読み)ばつかいみさき

日本歴史地名大系 「抜海岬」の解説

抜海岬
ばつかいみさき

稚内市の南西部、日本海側にある岬で、現稚内市大字抜海村字バッカイに所在。西に約六〇〇メートル突き出している。西方利尻りしり島・礼文れぶん島と対峙する。「状況報文」によると番屋や人馬継立所があった。「大日本地名辞書」には「水路誌曰」として「野寒岬の南八浬半にあり、高一七六呎、岬端は高三、四呎に過ぎざる一小陸舌を成す」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む