押し靡む(読み)オシナム

デジタル大辞泉 「押し靡む」の意味・読み・例文・類語

おし‐な・む【押し×靡む】

[動マ四]押し1」に同じ。
「秋の野の草葉―・み置く露に濡れてや人の尋ねゆくらむ」〈新古今・秋下〉

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精選版 日本国語大辞典 「押し靡む」の意味・読み・例文・類語

おし‐な・む【押靡】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 おしなびく。なびく。→押靡(おしなみ)
    1. [初出の実例]「葎(むぐら)むすぼふれ、尾花おしなみたるなかに、蚊(か)の鳴(なく)ばかりのほそき音(こゑ)して」(出典:読本・雨月物語(1776)青頭巾)

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