押山浜(読み)おしやまはま

日本歴史地名大系 「押山浜」の解説

押山浜
おしやまはま

[現在地名]倉敷市玉島勇崎たましまゆうざき

柏島かしわじま村の南に位置する新田。延宝三年(一六七五)成立という(浅口郡誌)。初めは備中松山藩領、元禄六年(一六九三)の松山藩水谷家断絶後は幕府領となり、検地後の同八年の旧松山領新高帳(羽場文書)で初めて高付がなされ、高六五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android