押静まる(読み)オシシズマル

デジタル大辞泉 「押静まる」の意味・読み・例文・類語

おし‐しずま・る〔‐しづまる〕【押(し)静まる】

[動ラ五(四)]物音も立てず、静かになる。「迫真演技観客は―・った」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「押静まる」の意味・読み・例文・類語

おし‐しずま・る‥しづまる【押静・押鎮】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おし」は接頭語 ) 静かな状態になる。静まりかえる。じっと落ち着く。
    1. [初出の実例]「心をひとつにをししづまり、誠の人になりけり」(出典:評判記・名女情比(1681)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android