拙詩(読み)せっし

精選版 日本国語大辞典 「拙詩」の意味・読み・例文・類語

せっ‐し【拙詩】

〘名〙 へたな詩。自分の詩をへりくだっていう語。
性霊集‐三(835頃)贈伴按察平章事赴陸府詩序「三軸秘録、一篇拙詩、加持神薬以充別後之思
遠方の人(1941)〈森山啓〉「故谷津伝八に、かつて『或る婦人に』と題して作った拙詩をこの物語とともに捧げる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報