括頭巾(読み)くくりずきん

精選版 日本国語大辞典 「括頭巾」の意味・読み・例文・類語

くくり‐ずきん‥ヅキン【括頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 頭の形にあわせてまるく作り、ふちをくくった頭巾。多く老人、隠居僧尼などが用いる。大黒頭巾。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「かざす梅のつぼみはくくり頭巾哉〈重昌〉」(出典:俳諧・続山の井(1667)春中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android