拾壱丁目(読み)じゆういつちようめ

日本歴史地名大系 「拾壱丁目」の解説

拾壱丁目
じゆういつちようめ

[現在地名]北区西天満にしてんま一―二丁目

樋之上ひのうえ町の西に延びる三筋の両側町で、天満十一丁目ともいう。南は大川北岸。明暦元年(一六五五)の大坂三郷町絵図では樋之上町の町域まで含め十一丁目と記されるが、のち二町に分れ(初発言上候帳面写)、元禄年間(一六八八―一七〇四)の大坂三郷町絵図では西側が拾壱丁目とされる。もと大坂三郷北組に属したが、延宝(一六七三―八一)頃天満組に編入された(大阪市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android