持越鉱山(読み)もちこしこうざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「持越鉱山」の意味・わかりやすい解説

持越鉱山
もちこしこうざん

静岡県伊豆市にある金銀鉱山。1914年(大正3)足立三敏(あだちみつとし)が発見、1932年(昭和7)中外鉱業が開発。鉱床は湯ヶ島層群中の金鉱・銀鉱脈を主とし、標高450メートルに精錬所を建設し、清越鉱山(せいごしこうざん)や、大久保長安により開発されたという湯ヶ島鉱山の鉱石もとに金銀の精錬を行った。現在は含貴金属工業用産業廃棄物の再生事業を行うリサイクル工場となっている。

[北川光雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む