指南番(読み)シナンバン

デジタル大辞泉 「指南番」の意味・読み・例文・類語

しなん‐ばん【指南番】

昔、幕府大名などに仕えて、武芸などを教授した役。指南役

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精選版 日本国語大辞典 「指南番」の意味・読み・例文・類語

しなん‐ばん【指南番】

  1. 〘 名詞 〙 幕府や大名などにつかえて、武芸などを教授する役。また、その人。指南役。指南。
    1. [初出の実例]「武太夫が推挙召されし八重垣流の遣い手、御指南番にはよき御家来」(出典:歌舞伎・小袖曾我薊色縫(十六夜清心)(1859)三立)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「指南番」の意味・わかりやすい解説

指南番
しなんばん

大名に仕え,武芸を教授した者。指南役ともいう。江戸幕府指南番柳生宗矩小野次郎右衛門などが有名。諸大名も競って著名な剣術家を召しかかえた。

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