精選版 日本国語大辞典 「指甲」の意味・読み・例文・類語 し‐こう‥カフ【指甲】 〘 名詞 〙① 指の爪。[初出の実例]「紡(つむぎ)て如許(あまた)の巨細なる、筋絡毛髪と成し、織て如許の皮膚指甲(シコウ)(〈注〉ツメ)と成すが似(ごと)し」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉八)[その他の文献]〔通俗編‐身体・染指甲〕② 医療器具の一つ。小児の鼻、のどなどを診察する時、指をかまれないように人さし指にはめる、三つの金属製の輪から成ったもの。甲冑(かっちゅう)状で、屈伸自在。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例