指笠町(読み)さしかさまち

日本歴史地名大系 「指笠町」の解説

指笠町
さしかさまち

[現在地名]豊橋市新本しんほん

本町の南にあたり、かや町と御輿休みこしやすみ町の間に位置した裏町。寛延三年(一七五〇)の吉田二十四町差出帳(橋良文庫蔵)によると、高二一石余、戸口は三一軒・二一九人、うち男一〇八・女一一一である。「三河国吉田領中附遠江風俗大概」によると、六月一三日から一五日の城内牛頭天王(吉田神社)祭礼には萱町とともに笹踊を出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android