共同通信ニュース用語解説 「指紋捜査」の解説
指紋捜査
都道府県警は、犯罪が発生すると現場で採取した遺留指紋を警察庁のデータベースや疑わしい人物の指紋と照合し、容疑者特定の決め手とする。指1本には隆線という細い線の切れ目や分岐点など約100の特徴点があるとされる。日本ではこの特徴点を照合し、12点が一致すれば同一指紋と判断される。一致した場合は鑑識部門の指紋担当が「確認通知書」と呼ばれる書面を作成。事件を扱っている捜査部門がこの通知書を、容疑の裏付けとする「疎明資料」にして裁判所に逮捕状を請求したりする。
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