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指紋認証 しもんにんしょう fingerprint authentication

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知恵蔵2015の解説

指紋認証

生体認証の一種で、指の指紋の模様を利用するもの。銀行のATM(現金自動出入機)で利用されている「指静脈認証」とは別の技術である。読み取り装置には指を押しつけてスキャンするタイプと、スリットの上で指をスライドさせてスキャンするタイプがあるが、現在はスライド式の方が主流。スライド式は装置の小型化がしやすい以外に、装置に押しつけた指紋の跡から模様の情報を盗まれることを防ぐ効果もある。外傷による模様の変化や指自身の欠損に備え、通常は2本以上の指の指紋を登録するのが一般的。パソコンユーザー認証でも利用されており、外付けの指紋読み取り装置(指紋センサー)も販売されている。ビジネス向けのノートパソコンではセンサーが内蔵されているものも多い。USBメモリーに指紋センサーを付け、暗号化したデータの読み出し時に認証機能を利用するものもある。

(斎藤幾郎 ライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

しもん‐にんしょう【指紋認証】

fingerprint authentication》指紋のパターンを読み取り、個人を識別するバイオメトリックス認証の一。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

指紋認証
しもんにんしょう

手の指紋を判別することで、個人を特定するシステム。その人だけがもつ身体的特徴や行動などを利用して識別する、生体認証の一つ。
 すべての人間の指紋は違っており、一生変わらないため、その情報を蓄積しておけば個人を識別できる。犯罪捜査時に、残された指紋で犯人を特定する技術として発展してきた。その後、指紋のスキャニング技術の発展や、認証システムの高度化、指紋を読み取るセンサーの小型化などにより、大型コンピュータだけでなくパソコンレベルでも指紋認証が使えるようになったため、一般的にも普及している。
 企業や研究室などでの入退室時の認証、銀行のATM(現金自動預金支払機)での暗証番号入力との組み合せによるセキュリティ強化といった大規模なシステムだけでなく、パソコンやUSBメモリーなどへのアクセス制限、自動車の盗難防止システムなどの個人利用まで、幅広く活用されるようになってきている。一方、残った指紋を写し取られたり、シリコンなどで指紋を偽造されるなどの懸念もある。[編集部]

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