ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「挙式法」の意味・わかりやすい解説 挙式法きょしきほうritus 一般に liturgia (典礼) の細部の挙式の手順,たとえば,ミサ聖祭の基本的な部分,つまり感謝の祈祷,パン割 (さき) などは各国で一致しているが,細かな手順や聖祭に使用する言葉の点では地方や修道会の違いで異なっており,この習慣の相違による細目の規定を挙式法という。ミサに関していえば,西方教会においては,アンブロシウス挙式法,モサラビア挙式法,ローマ挙式法などがあり,東方教会では 16の挙式法がある。挙式法は典礼といわれることも多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by