挟紙(読み)はさみがみ

精選版 日本国語大辞典 「挟紙」の意味・読み・例文・類語

はさみ‐がみ【挟紙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書物などの必要な箇所に注意のため紙片をはさむこと。また、その紙。しおり。
    1. [初出の実例]「申文〈略〉所々にはさみがみをして」(出典:続古事談(1219)一)
  3. 重ねてある物品に傷がつかないように、その間に紙をはさんでおくこと。また、その紙。
  4. 江戸時代遊女などが、避妊や性病予防などのために女陰の奥に紙をつめたこと。また、その紙。用心紙。つめがみ。
    1. [初出の実例]「二枚づつのはさみ紙をかうて」(出典:浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む