振袖新造(読み)フリソデシンゾウ

大辞林 第三版の解説

ふりそでしんぞう【振袖新造】

近世、江戸吉原で、禿かむろから新造になった若い遊女。部屋を持たず、振袖を着ていた。振新。ふり。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の振袖新造の言及

【新造】より

…吉原ではかむろが14歳ぐらいになると新造として披露した。このとき歯黒めはするが,まだ振袖を着ていたので〈振袖新造〉といい,姉女郎の名代を勤めたりする見習の遊女であり,修行や人気など時期をみて,袖留をしたうえ部屋を与えて一人前の遊女にした。これとは別に,かむろを経ずに雇われてすぐに新造となるものがあり,この新造は売春をした。…

※「振袖新造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

余震

初めの大きい地震に引き続いて,その震源周辺に起こる規模の小さい地震の総称。大きい地震ほど余震の回数が多く,余震の起こる地域も広い。余震域の長径の長さは,地震断層の長さにほぼ対応している。マグニチュード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android