二朱(読み)ニシュ

デジタル大辞泉 「二朱」の意味・読み・例文・類語

に‐しゅ【二朱】

二朱金」「二朱銀」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二朱」の意味・読み・例文・類語

に‐しゅ【二朱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. にしゅきん(二朱金)」「にしゅぎん(二朱銀)」の略。
    1. [初出の実例]「氏子は千金にもかへ玉はぬとの御事なるに、今弐朱(にシュ)ひとつなくて」(出典浮世草子世間娘容気(1717)六)
  3. 揚げ代が二朱の遊女
    1. [初出の実例]「新宿へあそびにゆき、二朱をあげて、一夜たのしみ」(出典:咄本・御笑酒宴(1779)新宿)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android