捉まる(読み)ツラマル

デジタル大辞泉 「捉まる」の意味・読み・例文・類語

つらま・る【捉まる】

[動ラ五(四)]
とらえられる。つかまる。
泥棒が―・ったんだって」〈漱石吾輩は猫である
すがる。とりすがる。
障子へ―・った儘、しばらく茫然として居たが」〈漱石草枕

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精選版 日本国語大辞典 「捉まる」の意味・読み・例文・類語

つらま・る【捉】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. とらえられる。とりおさえられる。つかまる。
    1. [初出の実例]「こっちから大門につけてゐてつらまり〈略〉ひきづられて行く」(出典:黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)中)
  3. すがりつく。とりつく。つかまる。
    1. [初出の実例]「着く渡し妻は小縁りへつらまって」(出典:雑俳・歌羅衣(1834‐44)七)

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