捜索救難機(読み)そうさくきゅうなんき(その他表記)search and rescue aircraft

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「捜索救難機」の意味・わかりやすい解説

捜索救難機
そうさくきゅうなんき
search and rescue aircraft

海や山の中に取り残された遭難者を捜索し,救助することを目的とする航空機。ヘリコプタを使うことが多いが,捜索には飛行機も使われ,洋上の救助には飛行艇が使われることもある。飛行機は遭難者に対しゴムボート,筏,糧食・資材などを投下するほかはないが,ヘリコプタは直接,遭難者を吊り上げ救助する。近年は電子機器の発達に伴い,広い洋上で遭難者を発見すると,その位置を機器が記憶し,ヘリコプタが自動的に遭難者のところへ降下してゆくことも可能となった。こうした捜索と救難は山岳遭難や海難事故など平時のほかに,戦場でもしばしば行なわれる。味方の航空機が撃墜された場合に,その乗組員を救助するのが目的で,combat rescueと呼ばれる。

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