捨小蒜(読み)すてこびる

精選版 日本国語大辞典 「捨小蒜」の意味・読み・例文・類語

すて‐こびる【捨小蒜】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科多年草中部地方から近畿地方にかけて、まれに生える。高さ一五~二〇センチメートル。地下に白いらっきょう形の鱗茎がある。葉は長さ二〇~三〇センチメートルの細い線形で、二~三枚が根生し、花時には枯れる。九月ごろ、花茎先端にまばらな散形花序を一個つける。花は小形で、白または淡紅色の六枚の花被がある。ラッキョウアサツキに似るが、にら臭がない。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「捨小蒜」の解説

捨小蒜 (ステゴビル)

学名Caloscordum inutile
植物。ユリ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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