デジタル大辞泉 「花時」の意味・読み・例文・類語 はな‐どき【花時】 1 その花の咲くころ。その花の盛りのころ。「牡丹ぼたんの花時」2 桜の花の盛りのころ。《季 春》「―の人迷ひくる裏戸かな/泊月」[類語]咲く・花期・開花・満開・爛漫・早咲き・遅咲き・狂い咲き・返り咲き・二度咲き・四季咲き・室咲き・綻びる・開く・花開く・膨らむ・咲き初める・咲き乱れる・咲きこぼれる・咲き競う・咲き揃う・咲き匂う・咲き誇る か‐じ〔クワ‐〕【花時】 花の咲く時季。花の盛りのころ。はなどき。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「花時」の意味・読み・例文・類語 か‐じクヮ‥【花時・華時】 〘 名詞 〙 花の咲く時節。花盛りの見頃の時。花期。花候。はなどき。[初出の実例]「点検窓頭数箇梅、花時不レ記幾年開」(出典:菅家文草(900頃)一・書斎雨日、独対梅花)[その他の文献]〔王安石‐初夏即事詩〕 はな‐どき【花時】 〘 名詞 〙 花の咲く時節。花の盛りの頃。特に、桜の花の咲く頃。《 季語・春 》[初出の実例]「花どきを何にこもるときくな君なかなか胸はくるしきものを」(出典:片われ月(1901)〈金子薫園〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「花時」の読み・字形・画数・意味 【花時】か(くわ)じ 花咲くころ。唐・許渾〔新たに原上の居を卜し、袁校書に寄す〕詩 居、此(ここ)に樂游す 江、思ひ超超たり 夜、書千卷 時、酒一字通「花」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報