捨戒(読み)シャカイ

精選版 日本国語大辞典 「捨戒」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐かい【捨戒】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。僧尼などが、受けた戒律を捨てて守らないこと。
    1. [初出の実例]「形は沙門に似たれども、十か八つ九つは無智無行なり。体は俗塵を離るれども、千が多分は捨戒(シャカイ)なり無戒なり」(出典私聚百因縁集(1257)八)
    2. [その他の文献]〔優婆塞戒経‐七〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む