普及版 字通 「捶」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音] スイ・タ
[字訓] うつ・むち

[説文解字]

[字形] 形声
声符は垂(すい)。垂は垂直に垂れるもの。〔説文〕十二上に「杖を以てつなり」とあり、(すい)(むち)や笞杖(ちじよう)の類で、上から撃つことをいう。

[訓義]
1. うつ、むちでうつ、杖でたたく。
2. と通じ、むち。

[古辞書の訓]
名義抄〕捶 ウツ・ワキハサム・サス・サシハサム・マダラナリ・カサナル・フルフ・ハマル 〔字鏡集〕捶 カカル・タタク・フルフ・ツク・ムチ・ユクヘ・サシハサム・サク・サキハサム・フデ・マダラナリ・カサナル・ウツ・サス

[語系]
捶・tjiuaiは同声。垂zjiuaiは垂下、垂下して撃つことをいう。椎()diui、揣tshiuaiにもみな捶撃の意があり、同系の語であろう。

[熟語]
捶殴・捶丸・捶胸捶句・捶撃捶考捶鉤・捶策捶殺・捶楚捶打捶撻捶笞・捶馬捶罵・捶表捶撲・捶・捶捶掠捶勒
[下接語]
駆捶・軽捶・自捶・楚捶捶・馬捶・被捶鞭捶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む