捷疾(読み)しょうしつ

精選版 日本国語大辞典 「捷疾」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しつ セフ‥【捷疾】

〘名〙
① (形動) すばやいこと。また、そのさま。捷速捷急
正法眼蔵(1231‐53)発菩提心「われらが寿行生滅、刹那流転捷疾なることかくのごとし」 〔北史‐和士開伝〕
② 「しょうしつき(捷疾鬼)」の略。〔易林本節用集(1597)〕

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普及版 字通 「捷疾」の読み・字形・画数・意味

【捷疾】しよう(せふ)しつ

すばしこい。〔史記、殷紀〕紂、辨捷疾、聞見甚だ、材力人にぎ、猛獸を手格す。知は以て諫を(ふせ)ぐに足り、言は以て非をるに足る。~好酒樂、人を嬖(へい)す。

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