排擠(読み)ハイセイ

デジタル大辞泉 「排擠」の意味・読み・例文・類語

はい‐せい【排×擠】

[名](スル)他を押しのけたりおとしいれたりすること。
「互に巧名を嫉んで朋友あい―する」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「排擠」の意味・読み・例文・類語

はい‐せい【排擠】

  1. 〘 名詞 〙 他を押しのけたりおとしいれたりすること。
    1. [初出の実例]「吹血東風閙万蹄、角雄秦晉迭排擠」(出典:山陽詩鈔(1833)八・平安上巳書感)
    2. 「彼れは習慣的道徳を排擠して」(出典:論理的遊戯を排す(1907)〈長谷川天渓〉)
    3. [その他の文献]〔漢書‐杜欽伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「排擠」の読み・字形・画数・意味

【排擠】はいせい

排斥する。

字通「排」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android