排泄口理論(読み)はいせつこうりろん(その他表記)cloacal theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「排泄口理論」の意味・わかりやすい解説

排泄口理論
はいせつこうりろん
cloacal theory

フロイトは,小児 (男児) の性に対する考えの特徴的なものとして,ペニスを持つ女性という観念,および性交をサディズム的に解するような見解を述べた。そして,男児は女児の膣 (ちつ) の存在を知らず,その結果赤ん坊は,排泄 (はいせつ) 物,大便と同様に下界へ排出される」という確信を持つと述べ,この小児の持つ確信を排泄口理論と呼んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む