掛かり端(読み)カカリバ

デジタル大辞泉 「掛かり端」の意味・読み・例文・類語

かかり‐ば【掛かり端】

女の額の上の髪が左右のほおに垂れかかっているぐあい。また、その髪の末のあたり。さがりば。
「頭つき、髪の―しも、美しげにめでたし」〈末摘花

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精選版 日本国語大辞典 「掛かり端」の意味・読み・例文・類語

かかり‐は【掛端・懸端】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寄りかかる所。責任を求める相手
    1. [初出の実例]「かかりはもなくおどり子ははらむ也」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)初)
  3. 戦いを始める時機。敵にかかって行く好機。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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