掛け看板(読み)かけかんばん

精選版 日本国語大辞典 「掛け看板」の意味・読み・例文・類語

かけ‐かんばん【掛看板・懸看板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 掛けつるす看板
    1. [初出の実例]「掛看板(カケカンバン)に名をしるし」(出典浮世草子・俗つれづれ(1695)一)
  3. 特に、江戸幕府評定所規則を書いてつるした看板。また、その規則。
    1. [初出の実例]「評定所古来之事〈略〉 自註御定并古懸看板に、式日二日十一日廿二日とあり」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻一・享保四年(1719))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android