掛替の無い(読み)かけがえのない

精選版 日本国語大辞典 「掛替の無い」の意味・読み・例文・類語

かけがえ【掛替】 の 無(な)

  1. 代わりになるもののない。二つとないただ一つの。二人といないただ一人の。大事な。
    1. [初出の実例]「そっちもひとり子、此方もひとり娘、両方共にかけがへなし」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中)
    2. 「漸と学位の取れた、かけ替へのない人を、そんなにして了っちゃ」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android