掛替の無い(読み)かけがえのない

精選版 日本国語大辞典 「掛替の無い」の意味・読み・例文・類語

かけがえ【掛替】 の 無(な)

  1. 代わりになるもののない。二つとないただ一つの。二人といないただ一人の。大事な。
    1. [初出の実例]「そっちもひとり子、此方もひとり娘、両方共にかけがへなし」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中)
    2. 「漸と学位の取れた、かけ替へのない人を、そんなにして了っちゃ」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android