掛相村(読み)かけあいむら

日本歴史地名大系 「掛相村」の解説

掛相村
かけあいむら

[現在地名]西伯町掛相

福頼ふくより村の東にある。懸合・掛合とも書いた。東長田ひがしながた川と馬佐良ばさら川が合流する地点の北側の谷にあたり、地内を掛相川が流れる。天保一四年(一八四三)の田畑地続全図(西伯町誌)によれば、地内の東奥に三ヵ所の溜池が造成されている。拝領高は一五〇石余、本免は四ツ七分。藪役銀三匁が課され(藩史)、鵜殿氏の給地があった(給人所付帳)幕末の六郡郷村生高竈付では生高二〇四石余、竈数二五。「伯耆志」では家数二八・人数一二三、林三四町余。明治三年(一八七〇)の御用方諸事手控(細田家文書)によれば耕地面積一七町七反余・山林面積三四町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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