掛竿(読み)かけざお

精選版 日本国語大辞典 「掛竿」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ざお‥ざを【掛竿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 横に渡して、衣服手拭いなどを掛けるのに使う竿。〔伊京集(室町)〕
    1. [初出の実例]「おのれがてぬぐひはしぼりて、ふんどしをほすかけざほへひろげおき」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)
  3. 軸物をかけるのに使う小竿。かけものかけ。かけじかけ。
    1. [初出の実例]「絵の掛様之事。〈略〉掛竿にて風袋分程かけおろし」(出典:御飾記(1523))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む