接取(読み)せっしゅ

精選版 日本国語大辞典 「接取」の意味・読み・例文・類語

せっ‐しゅ【接取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 受け取ること。接受。
    1. [初出の実例]「生死去来真実人体を参究し接取するに、把定し放行す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)諸法実相)
    2. [その他の文献]〔北史‐崔道固伝〕
  3. 仏・菩薩が衆生を救いとること。摂取
    1. [初出の実例]「彌陀は接取の光明をはなっててらし給ひ」(出典:九冊本宝物集(1179頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「接取」の読み・字形・画数・意味

【接取】せつしゆ

受け取る。

字通「接」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android