接合型トランジスタ(読み)せつごうがたトランジスタ(その他表記)junction type transistor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「接合型トランジスタ」の意味・わかりやすい解説

接合型トランジスタ
せつごうがたトランジスタ
junction type transistor

トランジスタのうちp-n接合を基本単位としてもつものをいい,点接触型トランジスタに対比するもの。点接触型に比べ動作安定で,点接触型に完全に取って代った。p-n-p型およびn-p-n型があり,後者のほうが高周波特性がよい。エミッタからベースへの少数キャリア注入による伝導度変調を動作原理とするもので,その意味では動作原理を異にするMOS電界効果トランジスタに対比するともいえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む