接骨木村(読み)にわとこむら

日本歴史地名大系 「接骨木村」の解説

接骨木村
にわとこむら

[現在地名]塩原町接骨木

蛇尾さび川右岸に位置し、南から西は那須西原が広がる。近世は大田原藩領。関谷せきや村の枝郷。庭床などとも記した。慶長年間(一五九六―一六一五)大島監物開墾に始まると伝え、村名は監物がニワトコを植えて肥料木にしたことにちなむという。元禄郷帳の高二〇石。文化一四年(一八一七)の高二一七石余で新田高二〇八石余、家数四四(小沼巽文書)。天保郷帳には当村新田として藤荷田ふじにた村高一六石余を記す。同村は当村の西部に位置し、延宝七年(一六七九)検地帳(小沼巽文書)によると高一六石余、畑六町余、家数五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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