塩原町(読み)しおばらまち

日本歴史地名大系 「塩原町」の解説

塩原町
しおばらまち

面積:一九〇・二八平方キロ

那須郡の西端に位置し、東は西那須野にしなすの町、西は塩谷郡藤原ふじはら町、南は同郡塩谷町・矢板市・大田原市、北と東の黒磯市境を蛇尾さび川が流れる。蛇尾川ほうき川に挟まれた箒根ほうきね地区は那須野ヶ原の北西隅にあたり、平坦地をなす。西の塩原地区は北の弥太郎やたろう(一三九二メートル)日留賀ひるが(一八四八・八メートル)、西の白倉しろくら(一四六〇メートル)、南の前黒まえくろ(一六七八・三メートル)などの高峰に囲まれた山地をなし、箒川最上流域の元塩原化石湖の塩原盆地に塩原温泉郷が発展、一帯は日光国立公園に属する。箒根地区では酪農が盛んで、近年では工業団地もでき企業誘致が進んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報