掴み取る(読み)ツカミトル

デジタル大辞泉 「掴み取る」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐と・る【×掴み取る】

[動ラ五(四)]
手でつかんで取る。「手渡された荷物を―・る」
手に入れる。わがものとする。「政権を―・る」
理解する。「大体の意味を―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掴み取る」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐と・る【掴取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. つかんで取る。手で勢いよくにぎり取る。また、無造作ににぎりとる。
    1. [初出の実例]「わがもものししを、このさるの子のおほきさにつかみとりて」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月二四日)
    2. 「かの守護のゆびがねをつかみとりて」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)上)
  3. 手に入れる。自分のものとする。「勝利をつかみとる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む