掴み合う(読み)ツカミアウ

デジタル大辞泉 「掴み合う」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐あ・う〔‐あふ〕【×掴み合う】

[動ワ五(ハ四)]互いに相手をつかんで争う。「道のまんなかで―・う」
[類語]組み合う揉み合う取っ組み合う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掴み合う」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐あ・う‥あふ【掴合】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 互いに相手をつかむ。互いにつかんでたたかう。くみうちする。けんかをする。また、同じ一つのものを複数の人がつかむ。
    1. [初出の実例]「さんざんにつかみあふてあがらず」(出典:平家物語(13C前)五)
    2. 「男思ひの女房と、主思ひの男と、誠余りてつかみあひ」(出典:浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)上)

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