デジタル大辞泉 「組合う」の意味・読み・例文・類語 くみ‐あ・う〔‐あふ〕【組(み)合う】 [動ワ五(ハ四)]1 互いに組む。「肩を―・う」2 互いに組みついて争う。「がっぷりと四つに―・う」3 仲間になって力を合わせる。「金富の伯父さんと―・ってる仕事なら」〈魯庵・社会百面相〉[類語]揉み合う・掴み合う・取っ組み合う 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「組合う」の意味・読み・例文・類語 くみ‐あ・う‥あふ【組合】 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① 互いに交差させて離れないようにする。[初出の実例]「蓬莱より一峯が浮び来て浮山と羅山とが合して、山の根株が互に連絡してくみやうて一の山となるぞ」(出典:四河入海(17C前)二)② 互いに取り組む。組み打ちをする。とっくみあう。格闘する。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「是は正しく今の組(クミ)あいしぬす人が、取おとして行しものならん」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)四)③ 組んで仲間となる。いっしょになる。一群となる。[初出の実例]「左右ともに、心詞くみあひたるけいばすまふなれば」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)六三番) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例