掴金(読み)つかみきん

精選版 日本国語大辞典 「掴金」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐きん【掴金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わしづかみにして使うほどの大金
    1. [初出の実例]「ところを二朱買ふ薪を、二百買やあ、掴(ツカ)み金(キン)で持って居ようとは、神仏でも御存じあるめえ」(出典:歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)三幕返し)
  3. 大雑把に計算した金銭。無造作に、または無作法に金銭を与えるときなどの金銭または金額をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 きん 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む