掻膝(読み)かいひざ

精選版 日本国語大辞典 「掻膝」の意味・読み・例文・類語

かい‐ひざ【掻膝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かい」は「かき」の変化した語 ) 片膝を立て、手で抱きかかえるようにしてすわること。興ざめしている様子、物を考えている様子などをいう。失礼な態度とされる。かきひざ。
    1. [初出の実例]「あさましう人笑はれなる御有様を一殿(ひととの)の内思ひ歎き、かひひざとかいふ様にて」(出典栄花物語(1028‐92頃)見はてぬ夢)

かき‐ひざ【掻膝】

  1. 〘 名詞 〙かいひざ(掻膝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android