揉み拉く(読み)モミシダク

デジタル大辞泉 「揉み拉く」の意味・読み・例文・類語

もみ‐しだ・く【×揉み拉く】

[動カ五(四)]よくもむ。もんでしわくちゃにする。「紙を―・いてやわらかくする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揉み拉く」の意味・読み・例文・類語

もみ‐しだ・く【揉拉】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
  2. 揉んでしわくちゃにする。
    1. [初出の実例]「白絹の寝巻をさんざん揉みしだいて」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉一)
  3. 気持感情などを混乱させる。激しく動揺させる。
    1. [初出の実例]「あとからあとからの涙が、綾子の胸を揉(モ)しだいた」(出典:ある死・次の死(1921)〈佐佐木茂索〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android