白絹(読み)シロギヌ

デジタル大辞泉 「白絹」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ぎぬ【白絹】

しらぎぬ」に同じ。

しら‐ぎぬ【白絹】

染めてない白地の絹。しろぎぬ。

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精選版 日本国語大辞典 「白絹」の意味・読み・例文・類語

しら‐ぎぬ【白絹】

  1. 〘 名詞 〙 染めていない絹。しろぎぬ。
    1. [初出の実例]「日夜常に宮人(をむなとも)と、酒に沈湎(えひさまた)れて、錦繍を以て席(しきゐ)と為。綾(あや)(シラキヌ)を衣(き)ぬる者衆し」(出典日本書紀(720)武烈八年三月(寛文版訓))

しろ‐ぎぬ【白絹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しろきぬ」とも ) =しらぎぬ(白絹)易林本節用集(1597)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白絹」の意味・わかりやすい解説

白絹
しろぎぬ

古語ではしらきぬともいう。広義には染色しない白生地絹織物総称平安時代平絹別称として用いられた。平組織の薄地の絹織物であるため,通常表地より裏地に用いる場合が多い。

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