提灯ほどな火が降る(読み)ちょうちんほどなひがふる

精選版 日本国語大辞典 「提灯ほどな火が降る」の意味・読み・例文・類語

ちょうちん【提灯】 ほど=な[=なる]火(ひ)が降(ふ)

  1. 貧乏のはなはだしいさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「鎌倉の一年詰に、御内の侍共は提灯(テウチン)ほどなる火がふり、身上は摺切り果つる故に」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android