揚げ巻貝(読み)あげまきがい

精選版 日本国語大辞典 「揚げ巻貝」の意味・読み・例文・類語

あげまき‐がい‥がひ【総角貝・揚巻貝】

  1. 〘 名詞 〙 ナタマメガイ科の二枚貝。有明海瀬戸内海などの浅海の軟泥底に深くもぐってすむ。肉は美味で食用とされ、干物缶詰にもされる。殻は側扁した円筒状で、殻長約一〇センチメートル。白い殻の表面は、とれやすい黄土色の殻皮でおおわれる。内面は白色。ちんだがい。あげまき。《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android