揚げ巻貝(読み)あげまきがい

精選版 日本国語大辞典 「揚げ巻貝」の意味・読み・例文・類語

あげまき‐がい‥がひ【総角貝・揚巻貝】

  1. 〘 名詞 〙 ナタマメガイ科の二枚貝。有明海瀬戸内海などの浅海の軟泥底に深くもぐってすむ。肉は美味で食用とされ、干物缶詰にもされる。殻は側扁した円筒状で、殻長約一〇センチメートル。白い殻の表面は、とれやすい黄土色の殻皮でおおわれる。内面は白色。ちんだがい。あげまき。《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android