ゆす‐ぶ・る【揺・揺振】
- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
- ① =ゆさぶる(揺)①
- [初出の実例]「ゆすぶれば子は寐る物と合点して」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)一一)
- ② =ゆさぶる(揺)②
- [初出の実例]「彼の道徳上の機能なんぞは、こんな動揺の間に投げ込まれて、滅茶々々にゆすぶられて居る」(出典:搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉殿さまお目ざめ)
- ③ =ゆする(揺)[ 二 ]③
- [初出の実例]「不良老年なる清吉は相変らず酒色と賭博に耽りお伝を絶えず揺(ユス)ぶっては小遣銭を持出すので」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉六下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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